質問 |
唾石症の予防と術後のケア |
年齢 |
34 |
性別 |
女性 |
症状
病名 |
顎下腺唾石症 |
今の
症状 |
疲れたり、緊張するとこわばる、つる |
いつ
から |
5年程前(顎下腺唾石症) |
今の
治療 |
マッサージ・指圧 |
発病
経過 |
少し良くなっている |
質問
内容 |
5年程前、顎下腺唾石症になり顎下腺唾石摘出手術をしました。
左側のみの摘出手術です。
舌と歯の間にある粘膜を切開するのではなく、奥に結石があったため頚部を切開して摘出しました。手術後、話したり笑ったときに口元が歪んでしまいます。
疲れたり、緊張するとこわばる感じ、つるときがあります。
筋肉を切断しているので仕方が無いとは思いますが、鍼灸治療で元の状態に近づけることは可能でしょうか?
顎下腺唾石症になる前から左側の肩こりがありました。
医師に、左側を摘出する際、右側も同じように顎下腺唾石症になりやすい体質なので気をつけるようにと言われたのですが鍼灸治療で防ぐことは可能でしょうか?
ご回答よろしくお願いいたします。 |
回答 |
唾石症は、口の中や顔の表情に直接影響を及ぼすので、さぞやお困りのこととお察しいたします。
さて、ご質問の内容は大きく二つに分けられます。
一つは、予防に関して。もう一つは、術後の経過に関して。
まず、予防に関してお答えします。
残念ながら鍼灸治療でもって、唾石症の予防を行うことは至難と思われます。
唾石の原因となる成分は、多かれ少なかれ誰にでも唾液の中に含まれ、かつその存在は必要不可欠なものです。
もし、中田様の唾液に含まれる当該成分が、他の人と比べて多いとしても、唾液中のその成分のみをコントロールする方法はおそらく皆無と思います。
また、仮に唾液の分泌量自体をコントロールすると、弊害が現れる可能性もあり、推奨できかねます。
次に、手術後の様々な症状や不快感については、鍼灸治療は適応となります。手術後のひきつれ、こわばり、だるさ、などについては、体のどの部分の手術でも起こり得ますし、またそういった症状で鍼灸治療を選択される方は多くおられます。
是非とも一度、鍼灸治療を試されてみてはいかがでしょうか。 |
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