踵の痛み

質問 かかとの痛み
年齢 32
性別 女性
症状
病名
1.腰痛(昨年ぎっくり腰気味、20歳くらいに椎間板炎症)
2.正式名称は忘れましたが小さい頃骨膜炎と診断されています。足の裏の
骨付近の炎症(蹄骨???)
3.病名は分かりませんが、首の骨の形状が通常のS字に対し、逆形状に
なってしまっているとのことでした。
今の
症状
一日歩いていると足の裏(特にかかと)が痛くてひどい時は休ませていてもじんじんと痛む。
一旦寝てしまうと、首を中心に痛くて起き上がれない。腰も同じ姿勢でいると変える際に痛い
いつ
から
首=昨年9月、腰(ぎっくり腰)=昨年8月、かかと=骨膜炎と診断されたのは小学生の時ですが以来症状は冬に少し痛む程度。今年に入ってから毎日のように痛む。
今の
治療
注射・お薬
発病
経過
少し悪くなってきている
質問
内容
30年の歳月によりあちこちに障害が出てきたのだろうと考えてはいるのですが、それにしても骨を中心に壊れてきています。もともと運動をするほうではなかったため、すべて筋肉を鍛え、骨への負担を軽減させるしか方法はないように言われていますが、この骨まわりの炎症は鍼で治るものなのでしょうか。治らなくても軽減できるのであれば、どれくらいの期間効き目はあるのでしょうか。また首は曲がってしまっているそうですが、首だけにカイロは怖いのですが、簡単に治るものなのでしょうか。
私は極度の針恐怖症で、痛み止めは注射が怖く断ってしまっています。整形外科で薬をもらう以外お勧めの方法はありますでしょうか。何卒よろしくお願い申し上げます。
回答 今回ご質問いただきました、首、腰、かかとなどの痛みについてですが、鍼灸治療は適応と考えられます。本来、鍼灸は鎮痛効果が高いことから、匿名様のような症状には効果があります。ご心配いただいてます鍼についても鍼灸治療に用います鍼は、非常に細いもので注射針とはまったく異なります。どうぞ安心して鍼灸治療を受診してください。また、治療期間等についてですが、
今回実際に診察させていただいているわけではありませんので、具体的なお答えは差し控えさせていただきますが、おそらく、2?3回の治療で鍼灸の効果を実感できることと思います。
また、ご指摘にありました、骨の障害と運動の関係についてですが、骨の老化は20歳からと言われていますので、確かにおっしゃるとおり30歳にもなれば、それなりに弱くなっている可能性はあります。しかし、30歳台の現役スポーツ選手もたくさんいますし、まだまだこれから鍛え方によってはフルマラソンだってトライアスロンだって無理ではありません。はっきり言って運動こそが骨を強くし、筋肉を強化し、骨へかかる負担を筋肉のばねによって軽減するのです。
そして、筋肉の柔軟性を出すことで血行を良くして、乳酸などの疲労性の物質を早く血液で運び去り、痛みを軽減する最善の方法と言えます。そして、踵の骨のまわりの炎症については、歩き方や膝(ばね)の使い方、姿勢などさまざまな要因が関与しています。それらを総合的に判断し、トレーニングを含めた指導をお受けになることが望ましいと考えられます。
鍼灸は一般の方々ばかりでなく、多くのスポーツマンにも利用されており、身体能力を向上させるのに役立っています。本来、鍼灸は安全且つ効果的ですから、他の治療法で芳しくないときは、是非ともご一考下さい。
★参考になれば幸いです。

 

2022/11/23 症状   sakai
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